皆さんごきげんよう
支払い・貯蓄・資産運用・節約。 知人に相談されたときに筆者はとりあえず楽天のサービスをお勧めしてしまいます。
2022年~2023年にかけて楽天経済圏での改悪が目立ち、世間様で「楽天経済圏はオワコン」等と言われている昨今ですが、まだまだ楽天経済圏は使えるサービスだと思うのです。
筆者自身、楽天のサービスをメインに使用していない分野があるのですが、とりあえず初めてみるという観点では楽天系列のサービスは優秀です。
本記事では楽天系列のサービスで筆者が実際に使っているものとそのサービスの対抗馬を独断で並べて紹介したいと思います。
すべての情報は2023年7月時点での情報となります。
楽天経済圏は汎用性が高い。
お勧めしている理由はこれに尽きます。
楽天という単一の企業グループでのサービスですのでアカウントの管理・ポイントの集中が可能です。
筆者が実際に利用している・利用していたサービスで以下のことができます。
- 楽天カード
- 楽天pay+モバイルSuica
- 楽天モバイル
- 楽天市場
- 楽天トラベル
- 楽天銀行
- 楽天証券
- 楽天ふるさと納税
上記すべてのサービスにて利用されるのは皆さんご存じ「楽天ポイント」です。
複数の企業サービスを利用するとそれぞれポイントが分散してしまうので管理の手間を考えれば考えずに楽天経済圏で固めてしまうのは一つの手です。
使ってみてもっと自分に合うサービスが見つかった。こっちの方がお得だと思えるサービスがあれば乗り換えるなり併用すれば良いのです。
次に各サービスについて筆者の独断と偏見での紹介と実際に利用している対抗馬をそれぞれ解説します。
楽天カード
言わずと知れた楽天経済圏へのパスポート。
ノーマルカードであれば年会費は無料、つまりコスト0。
ただしETCカードは年会費がかかるのでよく検討してください。(楽天会員ランクによっては無料になります。)
基本還元率が1%とどこでも使えてオールマイティに優秀
他の楽天サービスでの支払い時にポイント付与率が高いのでもちろん楽天経済圏での使用は必須です。
対抗馬 JCBカードW
日本が誇る国際ブランドJCBのプロパーカード(ただし国際ブランドは必然的にJCBオンリー)
年会費はこちらも無料、こっちもコスト0
ETCカードの年会費も無料のためここは評価できるところ。
基本還元率は1%なのでここは引き分け。
あっちが楽天市場ならこっちはアマゾン。 アマゾンでのポイント還元率は常に2倍
最大の注意点は39歳以下人しか申し込みできない。
クレジットカード部門では特に楽天カードのみにこだわる必要はなく、2~3枚ご自身の使いやすいカードを選べば良いと思います。
楽天pay+モバイルSuica
スマホ1台でQRコード・クレジットカードタッチ決済・電子マネーの楽天Edyが使える器用なやつ。
楽天カードでの楽天キャッシュへのチャージ(0.5%)+楽天payでの楽天キャッシュ支払(1%)で実質1.5%還元率で使用できる。
期間限定ポイントも楽天payでの支払いに使えるのでポイントの出口戦略として、とても優秀。
モバイルSuicaとの連携で通常ポイントであればSuicaへのチャージも可能。(期間限定ポイント・楽天キャッシュでのチャージは不可、ここがちょっと残念)
楽天カードから楽天payアプリ経由でのチャージでポイント還元0.5%。
対抗馬・・・・?
PayPay・・・手終了無料の時代に契約店舗が爆増したので、利用できる店舗数では有利
d払い・・・還元率を1.5%まで上げようとするとドコモユーザーであり、1か月でd払いの決済回数が50回以上必要なため条件が厳しい。(ドコモ経済圏の住人用)
au PEY・・・基本還元率0.5%の上、同じグループ発行の「au pay カード」でのチャージでポイント付与がないのはどういうことなのか?(au経済圏の住人用)
楽天モバイル
今楽天グループで赤字出してる問題児。
段階制の料金設定で無制限にデータ通信を使っても月 3,278円なのは普通にすごいと思う。
ただし電波のつながりやすさ、特に建物内に入った時は田舎だと絶望的。
一応救済措置として楽天の電波が届かなくてもau様の回線を借りてつながるが、本家auと同等につながるとは言っていない。
それから無料の通話アプリの楽天リンクの音声品質がお世辞にも良いとは言えない。
楽天・ローミングのau電波で生活圏内がカバーできる人で、常設のホーム回線が必要でなければ、楽天モバイルの回線+テザリングで通信費を3,278円まで
圧縮できるのは驚異的。
対抗馬 各社格安SIM
上記のような楽天モバイル+テザリングで賄える人以外であれば、格安SIM会社が対抗馬。
3大キャリアは料金面でまず比較にならない。
格安SIMの中でおすすめを上げるとすれば、筆者が現在使用しているmineo。 別記事で詳しく書いているので興味のある方は こちら からどうぞ。
楽天市場
楽天カードと対をなす、同グループの主幹業務(だと筆者は思い込んでる。)
優れたポイント還元率を持っていて、キャンペーンも多い。 ポイントザクザク
買ってポイントもらえて、貰ったポイントでまた買い物、しかもポイントで購入した場合でもポイントが付与される。
期間限定ポイントの消費はここか楽天payが無難。
対抗馬① Amazon
やってきました通販業界の巨人。 アメリカからの刺客。
おそらく通販業界は大きく分けて楽天派とアマゾン派に分かれるのでは? 筆者は安い方で購入しているハイブリッドです。
サイトの見やすさはAmazonの方が見やすいと思う。
対抗馬② ヨドバシ・ドット・コム
筆者の周りでは利用者が少ないが現金・デビットカードでの支払いならポイント還元率が10%になるという別次元のからの刺客。
ポイントは次回以降の買い物で消費するしかないが、やはりポイント還元率がすごい。
配送料が1万円以上の購入で無料・ 1万円以下だと550円かかっていたが現在(2023年7月9日時点)すべて配送無料となっている。すごいぞヨドバシ
楽天トラベル
旅行関係のサイトは一つ登録しておくと便利。
楽天アカウントで住所・連絡先・カード情報が共有できるので、ログインさえすれば面倒な入力項目をスキップしてホテルの予約が可能。
対抗馬 じゃらん・トリバゴ・アゴダ
年間の利用回数が多い人でなければ、どこを使ってあまり変わらないのでは?
ポイントを集約するなら連携サービスを使用しているグループ。
記念日等の特別な使い方をするならばJTBや一休がおすすめ。
楽天銀行
楽天が運営しているネット銀行。
基本金利が0.02%とメガバンクよりは良い。 楽天カードの引き落とし口座に設定すればSPUで1倍つくので、口座を無駄に増やしたくないという人以外は口座開設しておいてもOK。
楽天証券を利用するならばマネーブリッジが使いやすいのでむしろ口座開設するのがマスト。
ネット銀行特有の実店舗がないためATMはコンビニATM等を利用する。(むしろ銀行の支店よりコンビニの方が見つけやすい)
対抗馬① 住信SBIネット銀行
基本金利は0.001%と楽天と比べるとおそまつ。
対抗馬に挙げた理由はATM利用料や振り込み手数料の無料回数が優秀。
その他、毎月定額の自動振り込み・入金等の機能が豊富でお金を「預ける」というより「動かす」のに特化しているイメージ。
別記事で詳しく書いているので興味のある人は こちら からどうぞ。
対抗馬② あおぞら銀行 BANK口座
あおぞら銀行は実店舗をもつ銀行ですが、そのネット口座
対抗馬に挙げた理由は基本金利が0.2%と破格
定期預金であればさらに金利が高くなる。
楽天証券
資産運用という現在の富の財布の証券口座。
楽天カード+楽天キャッシュで5万円ずつ、計10万円まで積み立てできるのは楽天証券だけ。(他社はクレジットカード積み立ての5万のみ)
しかし積み立て及び保有資産に対してのポイント還元率が改悪により他社より弱い。
資産運用としての含み益を考えるのであれば、保有銘柄に効果が依存するのでポイントはおまけ程度とわりきれるのであれば利用価値あり。
楽天ポイントを含めた投資信託や米株式にて月30,000円の投資を行えばSPUが稼げる。
証券会社のサイトが使いやすく、特に初心者には好評。
対抗馬 SBI証券
積み立て及び保有資産に対してのポイント還元率が楽天証券より優位。
クレジットカードの積み立て枠が5万円分しかないため、それ以上積み立てしたければ現金投入するしかない。
楽天に比べてサイトが見にくいとの意見も在り。
楽天では購入できない投資信託の銘柄在り。
住信SBIネット銀行を使っているなら連携が強力。
個人的には2023年7月現在おすすめするならばこちら。
楽天ふるさと納税
ふるさと納税という仕組みは国の枠組みになるのでどのポータルサイトで行っても基本性能は同じ。
楽天ポイントが獲得できるのですでに楽天系のサービス利用者であれば、ほぼ楽天ふるさと納税を利用で決まり。
対抗馬・・・?
前述したとおり、お国様の仕組みが大本となるので、ポイントや使いやすさ・現在自分が利用しているサービスの関連性から選べば外れという物はないと思う。
逆に特に群を抜いて優秀なポータルサイトという物もない。
まとめ
冒頭でも述べましたが、楽天グループのサービスでやれることが多いのです。
実際に筆者もここまでに上げたサービスを今もメインで使い続けているわけではありませんが、楽天カード・楽天pay・楽天ふるさと納税・楽天銀行(カードの引き落とし用)あたりは常用しています。
楽天経済圏にどっぷり入らなくても自分が使いやすい・お得だと思うサービスのみチョイスして使用するのも良いですよ。
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