知っていれば便利な家庭の電気知識 (基本編)

電気って普段何気なく使っていますが、普通に生活していると深くは知りませんよね?

そんな電気について知っておくと便利なときがあるのですが、この手の話は専門性が高くなると理解しにくいので、なるべくわかりやすく例を入れながら、筆者が「このくらいの知識があればいいかな?」と独断で噛み砕いて説明しています。まずは基本の部分について書き綴りたいと思います。

電気の種類

ACとDCです。

ACはAlternating Currentの略で交流と呼ばれるものです。 家にあるコンセントがACで電気が波のように波形を成すことから+とーが入れ替わります。 コンセントって差し込みを逆にしても家電が動きますよね? ざっくり言えば接続する方向を選ばない。 家のコンセントみたいなのがACって認識で十分です。

DCはDirect Currentの略で直流と呼ばれるものです。 家にあるものだと電池などがDCです。 +とーの区別があります。 電池って入れるときに方向を指定されてますよね? あれがDCです。 その他スマホ・パソコンのUSBなどの電源もDCです。

電圧

電圧はその名の通り電気の圧力でV(ボルト)が単位です。 水圧や空圧で想像していただければわかりやすのですが、圧力が高いほうが一般的に得られるエネルギーは高いです。

日本の一般家庭ですとコンセントは100Vもしくはエアコン等で200Vが使用されていますね。 電池ですとアルカリ電池で1.5V 繰り返し使える充電式電池で1.2V程度 スマホなどの充電に使われるのは5Vです。

電流

電流は電気の流れでA(アンペア)が単位にです。 電流については実は噛み砕いて説明するのが非常に難しく、あえてざっくり言うならば「電気の流れ」としか言えません。 

家庭の電気知識としては家にブレーカーってありますよね? 契約時に40Aで契約していたのならば電流が40A以上流れると「使いすぎじゃ!」ってブレーカー先生に無慈悲に遮断されてしまいます。

周波数

これはAC(交流)の話でHz(ヘルツ)で表されるのですが交流は+とーが波の様に入れ替わります。 この入れ替わりが1秒間に50回あったら50Hz 60回あったら60Hzです。 

日本では50Hzと60Hzの2種類有り、ざっくりいえば東日本が50Hz 西日本が60Hzとなります。(一部県では同県内で混在していたりもします)

今はほとんど見かけませんが昔コンセント差し込みタイプの置き時計等で使用する周波数が違っていると時計が早く進んだり遅く進んだりしました。

消費電力

次に消費電力です。 W(ワット)で表しています。 

ざっくりと説明するとwは  電圧(V)×電流(A)=W になります。

100Vの製品で100wの消費電力であれば電流は1Aとなります。

wの表記で「kW」という表記がありますが、これは「キロワット」で1kW=1000Wです。

この数値が高ければ高いほど電気代がかかります。逆に低ければ電気代がかかりません。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 

なるべく噛み砕いて説明したつもりでしたが、「なんでこんな学校の勉強みたいなこと、今更説明するんだめんどくさい」と思った方もいるかもしれません。

この記事単体だと「ん?なんか色々書かれているけど、結局これが何?」と感じるかもしれませんが、今後関連記事を書く上で必要な知識となりますのでまず書かせていただきました。

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