これも家庭の電気知識(ブレーカー編)を書いている時に思った事の補足記事になります。
なんか補足ばかりで申し訳ないです;;
リモコン式照明は複電時どうなるの?
筆者が言いたかったのはこれですね。
家庭の電気知識(ブレーカー編)にて自動復帰型ブレーカーの複電時に「自動復帰なら動かず待っていれば10秒程度で複電して、壁にある照明のスイッチはONのままですから再び明かりが点きます。」と表記しました。
最近は家庭の照明も多機能になっていて壁とかのスイッチでON・OFFさせるだけではなく、リモコンで点灯・調光操作できるおしゃれ照明も有りますが、「うちは照明をリモコンでON・OFFさせてるんだけどこれってどうなるの?」という点です。
結果から言うとリモコンを操作しなくても停電から復帰した場合、勝手に照明が点灯します。
なぜそうなる?(仕組み)
現象に対しての結果のみ知りたい方は、ここから先は読まなくてもOKです。
仕組み関してですが普段照明には電気が供給されています。(リモコンで点灯させるかは別)
停電時はこの電気の供給がなくなってしまい、複電時は電気が再供給されるということです。
この再供給時にはリモコン操作を行わなくてもとりあえず点灯するように各メーカーで設計されています。
なんでそんな設計にする?
なぜそんな設計にしているからというと、過去記事でも書いていますが夜間に停電したとき何も見えなくて危険です。
なので複電時には照明が点灯するように「とりあえず電気が来たらまずリモコン君の命令またなくていいから光る!」という事で点灯します。
停電は復帰したけど照明が点かない・・・リモコンどこだ?・・・暗くて見えない・・・照明つなきゃ・・リモコンどこだ?・・・以下ループになりますね。 これだと困るのでとりあえず点灯するって仕組みにしています。
こういう機能って普段は別段気にしません、何かあった時になるべく安全に・・というのが重要になると思いますので、メーカーさんも大変ですね。
まとめ
壁にスイッチのある照明は機械式スイッチなので複電すれば照明は点灯する。
リモコン式はメーカーさんの設計で複電時にリモコン操作しなくてもとりあえず点灯する。(ちなみに点灯させていなかった場所まですべて点灯してしまうので、使わない照明は後から消しましょう。)
以上がまとめになります。
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