新車オプションはいらない?13年19万km乗って分かった不要装備

家計管理

新車や中古車を購入する際、ディーラーから提示された見積書を見て「思ったより高すぎる……」と頭を抱えた経験はありませんか?

「営業マンが勧めるから」「みんな付けているから」と流されるまま契約すると、本来不要なオプションで15万〜30万円以上も損をすることになります。

私は愛車のアクアに13年間乗り続け、走行距離は19万5,000kmを突破しました。この13年間のカーライフの中で確信したのが、「最初から疑わずに注文していた定番オプションの無駄」です。

長年乗り倒したからこそ分かる、純正ナビ、フロアマット、サイドバイザー、ディーラーコーティングの罠と、唯一「お金を払う価値がある」と断言できる必須装備について徹底解説します。

260802103116386

13年乗り倒して実感:純正ナビが「ただの高級Bluetoothスピーカー」になった理由

私が13年前にアクア(初代)を購入した際、当たり前のようにSDカードで地図データを更新するタイプの純正ナビを装着しました。

購入後5年目までは有料で地図更新を行っていましたが、ここ6〜7年は純正ナビの地図更新(1回あたり約2.2万円)をやめ、カーナビとしてはまったく使っていません

私個人の使用感としては、スマホのGoogleマップやYahoo!カーナビを利用する方が圧倒的に使い勝手が良いと感じたからです。

さらに言えば、現在私の車で純正ナビが果たしている役割はほぼ1つだけ。「スマホとBluetoothで接続し、YouTubeやYouTube Musicの音楽を流すこと」です。

冷静に考えると、「スマホの音楽を車内のスピーカーから流すだけ」のために20万〜30万円もの高額な純正ナビを購入するのは、明らかなオーバースペック(無駄遣い)だと私は感じています。

  • 音楽が聴ければ十分な人:カー用品店で買えるBluetooth対応の社外品オーディオ(1万〜3万円程度)で完全に目的を果たせる。
  • 画面やナビ機能も欲しい人:ディスプレイオーディオ(スマホ連携)で十分。

もちろん「トンネル内での自車位置の正確さ」など車載ナビならではのメリットもありますが、「音楽再生とスマホナビで事足りる」という日常使いの環境においては、高額な純正ナビを選び続ける理由はどこにもないと私は考えています。


驚きの最新情勢!新型アクアはディスプレイオーディオが「標準装備(0円)」

13年ぶりに新車情勢を調べて驚いたのですが、現在の最新型アクア(MXPK系)は、全グレードでディスプレイオーディオ(8インチまたは10.5インチ画面)が最初から標準装備されています。つまり、追加費用0円で画面とBluetooth機能、バックカメラが手に入ります。

ここでディーラーは見積もり時に「ナビ機能(TV+ナビキット等)」の追加を勧めてきますが、価格差は歴然です。

ディーラーで新車購入する際のコスト比較をまとめました。

選択パターン概要・装備内容概算費用(オプション追加分)地図更新費用
A:ディスプレイオーディオ(標準)スマホ連携(Apple CarPlay / Android Auto)でGoogleマップ等を使用0円(標準装備)完全無料
B:ナビキット+TV閲覧機能の追加ディーラーオプションで車載ナビ機能とTV閲覧を追加約11万〜15万円契約更新時 有料(約2.2万円〜)
C:T-Connectフルスペックナビ大画面化+車載通信ナビ機能等のフルセット約20万〜25万円3年目以降 有料

結論:追加オプションを「引き算」すれば約15万円〜25万円浮く!

スマホを接続して使う「パターンA(ディスプレイオーディオ単体)」を選べば、ナビ用のオプション費用15万〜25万円を丸々カットできます。昔の感覚のまま言われるがまま「ナビ機能追加」を契約しないよう注意が必要です。


足元の絨毯に3万円以上の価値はあるか?フロアマットの罠

新車を購入する際、セットで付いてくるのが当たり前と思い込んで注文してしまいがちなのが純正フロアマットです。少なくとも当時の私は完全にそう思い込んで深く考えずに購入していました。

しかし、冷静に考えると運転席、助手席、後部座席に敷く「足元の布切れ3枚」に3万〜5万円という価格設定は、かなり高額ではないでしょうか。

純正フロアマットが必要ないと感じる2つの理由

  1. 他人の車の足元が「純正か社外品か」誰も気にしていないと思う
    数千万円クラスの超高級車であれば、見栄えや資産価値の観点から純正品を選ぶ意味もあるかもしれません。しかし、一般的な日常使いの車において、友人や家族を乗せた際に「このフロアマット、純正じゃないね」と気づく人、気にする人などまず存在しないのではないかと私は思います。
  2. ネットやカー用品店で「車種専用設計」が1万円前後で買える
    現代の社外品フロアマットは非常に進化しています。ネット通販(Amazonや楽天など)やカー用品店では、自分の車種にミリ単位でぴったりフィットする専用マットが1万円〜1.5万円程度で手に入ります。

足で踏みつける汚れ前提のパーツに高額な純正品を選ぶ必要はないというのが私の考えです。ここを社外品に差し替えるだけで、2万〜3万円の節約になります。


雨の日に窓を開けますか?サイドバイザーの必要性を問い直す

もう一つ、過去の私が「前に乗っていた車にも付いていたから」という単純な理由だけで付けていたのがサイドバイザー(ドアバイザー)です。約1.5万〜2.5万円ほどするオプションですが、改めてその役割を考えてみてください。

サイドバイザーの主な目的は「雨が降っている時に、車内に雨が入らないよう少しだけ窓を開けて換気する」ことです。

ここで、ご自身のカーライフを振り返って考えてみてほしいのです。

「雨が降っている中で、わざわざ窓を少し開けたいと思った頻度が、一体どれほどあったでしょうか?」
「実際に雨の日に窓を開けた経験が、これまでに何度あったでしょうか?」

煙草を吸う方なら換気目的で使うかもしれませんが、煙草を吸わない方であれば、雨の日にわざわざ窓を開ける必要性はほとんど無いはずです。よくよく考えると使う機会がない機能であれば、1.5万〜2.5万円払ってまで取り付ける必要はないのではないかと私は思います。


高額なディーラーコーティングは必要か?洗車に勝る保護なし

見積書で5万〜10万円ほど跳ね上がる定番オプションがディーラーのカーコーティングです。

コーティングの本来の目的は、車の塗装面の上にシリコン系やガラス系などの保護膜を乗せ、汚れや紫外線からボディを守ること(昔で言うワックスのような役割)です。

新車時はボディの塗装面が新品で綺麗な状態のため「コーティングが施工しやすい」という特徴があります。私が以前車を購入した際は「一度納車した後にやっぱりコーティングをしてくれと言われても後からはできません」と営業担当から断られた経験もありました。(※なお現在では、納車後でも施工を受け付けてくれる店舗が増えています。)

しかし、ここで冷静に考えてみてください。

コーティング施工=「洗車不要」ではない

コーティングのコンセプトは「汚れ防止」ですが、車を外で走らせている以上、どれだけ高いコーティングをかけても絶対に汚れは付きます。コーティングをしたからといって洗車をしなくて良くなるわけではありません。

汚れを防ぐための保護膜に5万〜10万円という高いお金を出すくらいなら、高額なディーラー施工は断り、定期的に自分で洗車するか、定期的な洗車サービスに労力とお金をかけた方が車を綺麗に保てると私は考えています。

どうしても施工したい場合でも、カー用品店やキーパーなどの専門店に依頼すれば、同等以上のクオリティで数万円安く施工することが可能です。


唯一「絶対につけるべき」と考える例外:ドライブレコーダー(リスク管理)

ここまで「引き算」として不要なオプションを削る話をしてきましたが、今回ご紹介する中で唯一『むしろ今までつけていなかったのが問題で、絶対につけるべきだ』と私が考えているのがドライブレコーダーです。

実は、私が13年間乗っているアクアには現在ドライブレコーダーをつけていません。そして幸いなことに、この13年間で事故や有事のトラブルに巻き込まれたことも一度もありませんでした。

「事故に遭わなかったのなら不要だったのでは?」と思うかもしれませんが、昨今の交通事情やあおり運転などのリスクを考えると、次に車を乗り換える際は絶対に必須の装備だと感じています。

なぜ新車オプションのドラレコは「あり」なのか?

ドライブレコーダーは単なるアクセサリーではなく、万が一の際の事故処理や過失割合を左右する「保険」と同じ概念です。

仮に純正や高品質なドラレコ(約4万〜6万円)を導入し、私が現在乗っているように13年間(156ヶ月)同じ車を使い続けたと仮定してみましょう。

  • 6万円 ÷ 13年 = 年間あたり約4,615円(月額約385円)

たった年間5,000円以下の出費で、自分や家族を守る確実な証拠が残せます。

さらに、新車登録時にメーカーやディーラーの純正オプションとしてドライブレコーダーを装着しておくことには大きなメリットがあります。配線が綺麗に収まるだけでなく、保険会社や事故対応時にも「純正機器でしっかり記録されている」という高い安心感と信頼性が得られるためです。また、自動車保険のドラレコ特約等を活用することで、迅速なデータ連携やサポートが受けられるケースもあります。

無駄なナビ機能追加やバイザーで数十万円を捨てるくらいなら、新車見積もりの段階で信頼できるドライブレコーダーを正々堂々とオプション追加する方が、はるかに価値あるお金の使い方だと私は確信しています。


新車オプションの引き算基準【節約額比較表】

主要オプションを引き算(社外品・不要化)した場合の節約目安一覧です。

オプション項目判定ディーラー価格帯社外品・代替案節約できる金額(目安)
純正ナビ(機能追加)不要約15万〜25万円ディスプレイオーディオ(スマホ連携)約15万〜25万円節約
フロアマット不要約3万〜5万円ネット通販(車種専用社外品)約2万〜3万円節約
サイドバイザー不要約1.5万〜2.5万円なし(煙草を吸わないなら不要)約1.5万〜2万円節約
ディーラーコーティング不要約5万〜10万円キーパー等専門店・定期的な洗車約5万〜8万円節約
ドライブレコーダー必須約4万〜6万円新車オプションで純正装着(安心への投資)※安心と信頼への必要投資
合計最大で約25万〜30万円の節約!

浮いたお金で何ができるか?

オプションを削って浮いた15万〜30万円というお金があれば、以下のような使い方ができます。

  • 新車オプションでの高品質なドライブレコーダー装着費用
  • 家族や大切な人との旅行費用(2〜3回分)
  • 10万kmを超えた後に必要となるタイヤやバッテリー等のメンテナンス費用

ディーラーの言うままにオプションを積み上げるのは、相手の営業成績にお金を払っているのと同じになりかねません。13年19.5万km乗った実体験からも、無駄なオプションを引き算して後悔したことは一度もありませんでした。


まとめ:盲信を捨てて「自分軸」の車選びを

新車見積書の「おすすめオプション」は、あなたにとっての最適解ではありません。

  1. ナビは追加オプションを断り、標準装備のディスプレイオーディオ+スマホで十分
  2. フロアマットはネット通販の「車種専用社外品」で安く済ませる
  3. サイドバイザーは雨の日の使用頻度を振り返り、使わないなら最初から外す
  4. コーティングに頼るより定期的な洗車に労力をかける
  5. 万が一のリスク管理と信頼性のため、ドラレコだけは新車オプションで確実に装着する

このポイントを押さえて、無駄な出費のない賢い車選びを実践してください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました